化粧品で悪化?~バリア機能の正体と肌の自己修復メカニズムの理解~(1)
ゆらぎ肌にはトラネキサム酸!ニキビや肌荒れにはグリチルリチン酸ジカリウム!
といったように、肌トラブルを改善するためには、特定の悩みに対応する「成分」に注目したスキンケアの選択が今や一般的となりつつある。しかし単に「肌荒れ」と言っても、軽い肌荒れからバリア機能が崩壊し皮膚が損傷している状態まで幅広く存在し、「不安定な肌」と一括りにできないほど、状態は多岐にわたる。今回は以下のポイントに基づき、
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バリア機能の正体と実態
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不安定な肌のメカニズム
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肌の自己修復メカニズムの理解
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化粧品によって肌状態が悪化する一般的なケース
肌が不安定になる理由と起きている事象、肌荒れや肌トラブルが改善していくプロセスと流れについてエビデンスを元に紐解いてご紹介します。
なお、明日配信の10/3の後半編では本編の続きとして
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肌が不安定な時にすべきことと避けるべきこと
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肌が不安定な時に取り入れてはいけない成分
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肌が不安定な時こそ取り入れるべき成分
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不安定な肌にこそ使いたいアイテム
以上の流れで「実践編」としてやるべきことと・避けるべきことを中心にエビデンスを元に紐解いてご紹介します。なお後半編はサポートメンバー様限定となります。
何を使っても改善の兆しが見えない不安定な肌を抱える私たちへ。肌の調子の良い時期よりも、微妙な時期が増えつつある私たちへ。肌のコンディションを整えるにはまず、購入・実践よりも理論が先であることを留意してほしい。
買わなくていいもの。やらなくていいものでは、おすすめ!ばかりで溢れかえる美容情報の中で日々、取捨選択に手を焼く私たちが自分のお肌に本当に必要もの・不必要なものを棲み分け最終的に自分のお肌に合った化粧品に辿り着けるよう、自身の経験と成分知識を元に、逆に買わなくていいもの。やらなくていいこと・に焦点を当てた記事をお届けしています。
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- バリア機能の正体と実態
- 不安定な肌のメカニズム
- 化粧品によって肌状態が悪化する一般的なケース
- 肌の自己修復メカニズムの理解
- 参考文献
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