私たちは美白ケアにどこまで求めるべきか(1)

「最近シミが気になってきた…そろそろ美白ケアも始めないと。」そんなきっかけで美白コスメを手に取ったことがある人は多いだろう。確かに、美白コスメにはシミの元となるメラニンの生成を抑える成分が含まれており、シミやくすみにアプローチする効果が期待できる。しかし、その効果は成分によって異なり、どれも万能というわけではない。
前回の「私たちはシワ改善にどこまで求めるべきか」について触れたように、シワ改善コスメには明確な基準があり、ある程度「このシワはスキンケアで改善できる」「これ以上は難しい」と、コツさえつかめば自分がどのくらいのレベルでどのくらい改善できるか、という判断しやすい。一方、シミに関しては少し事情が違う。
今回は、美白コスメがどのようなメカニズムで肌に働きかけ、どのレベルの効果を発揮するのか、さらに「到達点」と「効果を実感できるまでの期間」について、単なるパッケージのキャッチコピーでは分からない本質的な情報を掘り下げていきたい。
買わなくていいもの。やらなくていいものでは、おすすめ!ばかりで溢れかえる美容情報の中で日々、取捨選択に手を焼く私たちが自分のお肌に本当に必要もの・不必要なものを棲み分け最終的に自分のお肌に合った化粧品に辿り着けるよう、自身の経験と成分知識を元に、逆に買わなくていいもの。やらなくていいこと・に焦点を当てた記事をお届けしています。
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