「楽して解決」に課金し続けた、私の盛大な遠回り。

お金を出せば、素敵なハイブラバッグは買えます。ジュエリーも買えます。美しく着飾ることは可能です。雑誌に載っているモデルと同じ格好をしても、なんだか陳腐に見えてしまいます。ということで痩せようか、今年こそ。という流れになります。
でも私たちは、なるべく楽して解決したいです。
セルライトが気になれば、ローラー的なものを買おうとします。姿勢が悪いから脚が太いのでは、そう考えるとラクバキを履きたくなります。ぽっこりお腹が気になるとコルセットを買おうとしたり、最終的には食べるのをやめてしまったり。
しかし、食べるのを減らすのはストレスに感じます。美味しそうなパフェやジャンクフードなどが巷に溢れているからです。だから、食べたいけど痩せたい。つまりは食欲をどうにかすれば・・・その欲求が行き着いた先には、マンジャロでしょうか。
SNSを模索しながら、糖質ゼロの春雨で麻辣湯を作ってみたり。いろいろ頑張って体重は減りました、しかし体型自体はあまり変わりません。そしてInstagramに出てくる、美しく若い女性たちがaloのウェアを着てピラティスをやっているのを目にすると、今度はピラティスのレッスンにお金を使いたくなってきます。
すべて経験しました。全てを解決したのは筋トレです。そして気づきました、お金を出しても買えないのが、筋肉なのです。
悩みごとに専用商品を買うのはもうやめよう。たったひとつの根本原因を潰せば、あんなに手こずっていた悩みたちは勝手に連鎖して消えていく。
「買わなくていいもの・やらなくていいこと」では、美容情報の取捨選択に役立つリアルな知識を発信中。経験・成分・エビデンスをもとに、ムダな美容習慣を減らし、自分に合うケアを見極めるヒントをお届け。SNSでは語れない情報は、サポートメンバー限定で配信中!
己の体型を知るまで

私は子供の頃から痩せ気味で、「細くて羨ましい」と言われて生きてきた。何を食べても太らない、というか太れない。長らく天下を取った気分でいた。しかし、その天下も束の間。
30歳を過ぎたあたりから、何かがおかしくなり始める。手足は細い。上半身もペラペラ。服を着れば相変わらず「細い人」である。しかし腹だけがやたら出ている。
それでも自認は「痩せている人」なので、好き勝手に飲み食いしていた。
やがて太ももも太くなり、セルライトが気になり始める。セルライトにいいというクリームに課金し、玉が二つ付いた器具で脚をコロコロする。いろいろやったが成果は出ず。そうこうしているうちに腹の肥大化も進み、ついにジムへ行くことにした。