ナイアシンアミド配合、だけではもう古い─話題のシワ改善美容液について考察の回

今回はサポートメンバーさまからスレッドで頂いた質問の中から肌悩みやスキンケアの疑問について深堀りする回です。
ななな 2025.10.22
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シワ改善に美白、さらに刺激も少なく、低コストのコスメにも配合されることの多いナイアシンアミド。 その有用性についてはもはや語るまでもないが、問題は「ナイアシンアミドが入っているから効果がある」と短絡的に評価されがちな点にある。

さらに言えば、かつては“プラスα”の価値として扱われていたナイアシンアミドも、いまや多くの製品に当たり前のように配合されるようになった。つまり、“入っていること”自体は、もはや珍しくも目新しくもない。

実際には、同じナイアシンアミド配合の製品でも、処方設計や配合濃度、浸透技術によって体感や効果には大きな差が生まれる。さらに言えば、レチノールやビタミンCといった他の有効成分と比べたときに、ナイアシンアミドをあえて選ぶべき理由が本当にあるのか? という問いも残る。

今回はそうした観点から、話題のシワ改善美容液について考察する。“成分の有無”ではなく、“どのように効かせる設計なのか”に焦点を当てて、その実力を徹底解説していきたい。

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