知っておくべきノンケミカル日焼け止めの理想と現実

ノンケミカル日焼け止めに物申す!ノンケミカルの実態を精査した上でノンケミカルを選ぶ際の注意点やメリット・デメリットについて本気で考える回。
ななな 2024.06.20
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近年、日本では自称敏感肌人口が増加傾向にあり、これに伴い敏感肌市場は拡大を続けているらしい。ある調査では約30,000名を対象にアンケートを送付したところ約半数から回答が得られ、そのうちの9,347名が自身を敏感肌と回答。その他の6,716名が健常肌と回答したという(1)。

この背景からもとれるように私たちは、なるべく肌に優しいものを使いたい願望を持ち始めている。その願望に見合ったアイテムを届けるべく、アルコールフリー・パラベンフリー・界面活性剤フリーなど、あたかも肌に悪いものを全て排除し優さを追求したような耳障りの良い言葉を化粧品メーカーは並べたて、○○フリーといった数が多いものほど肌に優しいものなのでは?という錯覚を誘う。

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続きは、4307文字あります。
  • ノンケミカルの日焼け止めは肌に優しい・・・?
  • ノンケミカル日焼け止めにはデメリットも多い
  • 失敗しにくいノンケミカル日焼け止め選びの重要なポイント
  • ノンケミカルの日焼け止めを選ぶ必要性とは
  • 参考文献

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