“沈静のつもりが火に油” ―赤みを長引かせるNGスキンケアを総点検

肌の赤み・バリア機能低下期において、やらなくていいこと。避けるべきこと。
ななな 2025.07.16
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「鎮静成分を重ねても、頬の赤みだけは取れない」 「むしろケアを始めてからヒリヒリが続く気がする」皮膚科学のエビデンスを追うと、赤みは単なる炎症ではなく 「拡張した毛細血管+壊れたバリア+後追い刺激」が三位一体で悪化することがわかってきた。 ところが私たちのスキンケア棚には、知らずにその三つを加速させる罠が潜む。

今週は、むしろ逆効果になり得る成分とスキンケア習慣をピックアップ。 来週は「じゃあ何で鎮静し直す?」を実践編で深掘りする予定だ。

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本記事は、酒さなど医師の治療が必要な皮膚疾患ではなく、一時的なバリア機能の低下によって赤みやヒリつきを感じやすい状態の方に向けた参考資料としてご覧いただきたい。スキンケアによる根本治療を目的としたものではなく、「今、赤みが出ているときに避けたほうがよい選択」を整理することを目的としている。赤みの原因・酒さについてはこちら。

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買わなくていいもの。やらなくていいものでは、おすすめ!ばかりで溢れかえる美容情報の中で日々、取捨選択に手を焼く私たちが自分のお肌に本当に必要もの・不必要なものを棲み分け最終的に自分のお肌に合った化粧品に辿り着けるよう、自身の経験と成分知識を元に、逆に買わなくていいもの。やらなくていいこと・に焦点を当てた記事をお届けしています。

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