肌が汚かった時に使っていたものたち:下地・ファンデ編
前提:一日中肌に密着するベースメイクこそ気を遣うべき
美容液は何を使うべきか、おすすめの化粧水は何か。
あの手この手でスキンケアアイテムを使いまわしても私たちの肌状態が好転しないのはベースメイクとそれを落とす洗顔、クレンジングに問題があるかもしれない説。
はっきり言ってベースメイクは基本的にあまり肌に良くない。だからこそ自分に合ったもの・負担の少ないものを早く見つけるべき。
何故肌に良くないかというと、そもそものベースメイクの目的が肌を綺麗に魅せること、皮脂を出さずにさらさらで清潔そうな肌を保つこと。だから肌自体の事はあまり考えられておらず、いかに汚い肌を綺麗に魅せるか、というような肌負担よりも仕上がりを優先して作られているのが下地やファンデ。大概がそれ、当たり前っちゃ当たり前ではある。そして私たちも、仕上がりが良いもの・化粧崩れしにくいものにこそ価値を見出し口コミを広げるから、売れるものほどベースメイクの耐久性は強くなる一方。耐久性が強い程、毛穴への密着度が増し、落ちにくくなることで毛穴詰まりやニキビなどの肌トラブルに発展する場合も肌質によっては存在する。毛穴を詰まらせるベースメイクの正体については過去説明したので以下を参照してほしい。
つまり何が言いたいかというと、基礎化粧品で肌トラブルをぎなぎな解決しようとするよりも先に、一日に12時間程肌の上に乗せているベースメイクの内容を熟知し、自分の肌に合わないものを排除し負担の少ないものを使いながら、同時並行で基礎化粧品にて肌管理した方が遥かに早いスピードで肌は好転するよ、という話。肌に効く美容液は無い。あるけど無い。そもそものトラブルの根源となるベースメイクと洗顔料を解決しなければ美容液の効果は発揮し切れずいたちごっことなる。つまり、ベースメイクとクレンジングが肌に悪影響を与えている限り、いくら頑張っても肌は好転しにくい。だから私はより早い肌改善への手段として、脱ファンデを推奨する。
前提2:クレンジングとベースメイクの相性大丈夫?
はっきり言って、どんなベースメイクを使っていたとしてもクレンジングで綺麗にオフすれば”計算上”は問題無い。しかしベースメイクとクレンジングと肌の相性が悪いと私たちの肌は毛穴詰まりやニキビ、乾燥といったトラブルを勃発しやすい。その事例は以下の通り。
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耐久性強・落ちにくいベースメイク×どんなメイクでも落ちるクレンジングで肌の潤いまで落としてしまっているパターン
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耐久性強・落ちにくいベースメイクなのに何かを勘違いしマイルドなクレンジングでそもそもメイクが落ちていないパターン
意外にも、肌トラブルが好転しない人で上記のクレンジングとベースメイクの問題を抱えている例が意外にも多い。
1については一見問題が無いように見えても、そもそも肌の水分量が低い乾燥肌が行った場合、肌の潤いまで落としているからバリア機能が低下、これにより、赤み・敏感肌・潤い不足による毛穴目立ち・バリア機能低下によるニキビ等の肌トラブルが勃発しやすい。つまり絶大な肌負担がこれ。
2については洗い過ぎは良くないことを理解するのは良いが、耐久性の強いベースメイクとの相性が悪くメイクそのものが毛穴に残ってしまっているパターン。これではメイクが落ち切らずに、結果的に毛穴詰まりやニキビ・肌荒れなどのトラブルが勃発してしまう。本末転倒。
一番肌にとって良いのが、耐久性はそれほどであるが、肌に負担が少なく詰まりにくいベースメイク×マイルドなクレンジングや洗顔で肌そのものを良い状態に持って行くこと。
肌自体が綺麗になれば下地やファンデで頑張って固める必要は無くなる・崩れることも怖くなくなる。私たちとベースメイクは下手すると12時間以上一緒にいる、密着している。家族や恋人よりも多くの時間を寄り添っている。だからこそ、ファンデや強すぎる洗浄力によって低下した肌のコンディションを負担の少ないベースメイクとマイルドなクレンジングで時間をかけてゆっくり肌を好転させることを推奨する。自分の肌が汚かった時に使っていたもの:洗顔編は以前紹介した以下に。
合わなかった下地・ファンデたち
ここでは自分の肌が汚かった時に残念ながら合っていなかった・もしくは組み合わせがよろしくなかったアイテムについて共有したい。